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写真で彩る、何でもない日常

今こそフィルムカメラ EOS1000S

実家で見つけたフィルムカメラ「EOS1000S」

今日、ちょっとした用事があって実家に戻ったのですが、たまたま開けた押し入れでカメラを見つけました。今となっては懐かしいフィルムカメラ

 

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見つけたのは1992年に発売された「EOS1000S」という一眼レフ。元々は今亡き祖父が使っていたものですが、祖父が亡くなった後は誰にも使われることなくひっそりと仕舞われていたようです。ほかにもミノルタの「XE」など何台か保管してありましたが、一番状態が良く、かつ手持ちのレンズが使い回せる本機のみを持ち帰ってきました。(XEはデザインがとっても魅力的だったけど、重くて…)

 

デジタル一眼レフを持っていても、たまに懐かしくなるフィルムのあの感じ。特に最近はまた「写ルンです」がブームになったり、フィルム調画像に加工するアプリがあったりと、フィルムの良さが見直されつつある風潮がある中で、私もちょっとそのブーム?に乗ってみようかと。

EOS1000Sについて

そもそも今回見つけた「EOS1000S」とは。

発売は先ほども書いた通り1992年で、位置づけとしてはエントリーモデル。上級機種としてはEOS1、もしくはEOS10といった機種があるようです。

当時は50,000円ほどの価格だったようで、今のKISSシリーズよりもお手頃。そして本体重量は460gで6D2と比べても大分軽いですが、エントリーモデルだけあって、全体的にチープな感じは否めません。

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何しろマウント部分も含め、全体的にプラスチック主体の造り。そのため所有欲と言う意味では、ちょっと物足りなさがあるかな…。見た目も今のカメラと大して変わらなくて、レトロ感も薄いですし。

 

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見た目だけでなく操作性はEOSそのものなので、今でも違和感なく使えます。左上のモードダイヤルを使って各種切り替えができる点なんて、現在と全く同じ。

 

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また、右肩の部分にF値シャッタースピードが表示されるのも今と変わりません。

既にこのころからEOSは完成していたんだなー、と感心します。見た目や質感はアレですが、非常に実用的なカメラと言えるんじゃないでしょうか。 

EOS1000S、復活

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で、今日帰り際に早速カメラ屋に立ち寄って、フィルムカメラを使うにあたって必要最低限の道具を買ってきました。まずはこのリチウム電池。600円くらいでした。

 

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あとは何といってもフィルムですよね。正直種類が多すぎて何を買っていいかわからなかったんで、フィーリングでISO200、kodakの36枚撮りにしました。ただ、これ一本で800円超。今やフィルムカメラ自体が嗜好品ですから、フィルムが入手できるだけでもありがたいのですが、やっぱ高いですね…。デジカメと違って撮り直しが利かないですし。

 

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で、その二つを装填すると、無事に動き、右肩にフィルムの残枚数が表示されました。試し撮りをしたので残り35枚。何撮ろう…。

 

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レンズは、フルサイズ対応のEFレンズなら何でも使えます。試しにEF24-105mmF4Lを装着してみましたが、AFは若干遅いけどきちんと合焦するし、ISもしっかり利いて一安心。ただボディが軽いので、このレンズだとちょとバランスが悪いかな…。

 

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最後に最新カメラとの比較を。まだ室内で1枚試し撮りをしただけですが、あのシャッター音とか、フィルムの匂いとかが懐かしくて嬉しくなります。笑

早く外に撮りに行きたいんですが、明日は雨っぽいのでまた来週かな…。