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写真で彩る、何でもない日常

革靴語り ~ロブス~

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今履いている革靴についてただ語るだけの記事、第3弾は2017年9月に購入したロブスの革靴です。持っている革靴の中では、唯一の海外ブランド。名だたる高級ブランドが多いイタリアのメーカーの中にあって、比較的良心的な価格のロブスですが、それでも4万円ほど…。

 

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前回ご紹介したスコッチグレインの購入からわずか2か月後、しかも同じような黒のストレートチップ。「ロブス」というメーカーもこの靴を買うときにはじめて知ったほどで、購入動機が全く思い出せない一足です。。

 

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マッケイ製法による、イタリア靴ならではのスタイリッシュなシルエットが特徴的なこの靴。ただ私の足の形に合っていないのか、皺が斜めに深く入ってしまっています。

革はイタリアのタンナーのものなのでしょうか、磨けば磨くほど黒光りする良い革で、少なくともスコッチグレインS0086よりもキメが細かい気がします。

 

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一見するとシンプルなストレートチップなのですが、細部のデザインにはイタリアならではの意匠も。

 

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ヒールカップ部分の縫い目もちょっと特徴的。

 

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4万円程度という革靴にしては比較的(あくまで比較的)手ごろな価格帯ながら、ソールは革で、縫い目を隠したいわゆるヒドゥンチャネル仕様。既にカカトとつま先は一度補修しています。元々はヒールもレザーでした。

 

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購入当初の写真がこちら。購入動機は結局よく思い出せないけど、このイタリア靴特有の色っぽさに魅了されたことは確かです。靴紐は元々平紐でしたが、セルが爆ぜてしまったので、オマケでもらった丸紐に交換しています。

 

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 こちらも新品当時のソール。やはり色っぽい。

 

とてもいい靴ではあるのですが、先ほども触れたようにどうも足に合っていないようで、購入から2年たってもたまに革に噛みつかれる始末。勿論購入時には念入りにフィッティングしたはずなのですが…。

それゆえどうしても出番は少なめになっていますが、保有する革靴の中でもデザイン性は抜けているため、あまり出歩かない日などはこの靴を履いて出かけています。